日本語テキストアドベンチャーゲーム「LILAS」
(Japanese Text Adventure Game "LILAS")
in Pascal

Last updated 2024/12/12 since 2002

«Quick Links» 1. 概要 (summary)  2. 動作環境 (require environment)  3. ライセンス (license)  4. ダウンロード (download)  5. その他 (etc.)


1. 概要 (Summary)

Pascal言語で記述された、日本語のテキストアドベンチャー・ゲームです。
有名なInfocomのZorkシリーズのような、"本格的な…"ではありません。

LILAS
スクリーンショット (screen shot)

CP/M80用なので、コマンドプロンプト"A>"から"ADV [CR]"と打ち込んで、 ディスク内の"ADV.COM"を実行してください。
CP/M80版は、8bit through文字対応パッチを充てたTurbo PASCAL v3.01Aでコンパイルされています。 60KB以上フリーエリアのあるCP/Mでなければ実行できません。
CP/M86版やMS-DOS版のTurbo PASCAL v3.0でも、そのままコンパイルして実行可能です。
今のところCP/MのTurbo PASCAL用しか準備していませんが、将来変わります。 というのも、これを作って最期にいじったのは1989年ですが、 コンパイルしてバイナリを保存したのは1990年頃です。
MS-DOSやCP/M86で動かしたのは、結構最近だったりしますが、 ファイルコンバートだけでそのまま動作しました。 CP/M80版はそのまままったくいじっていない…

もともとは、NECの古いメインフレームACOS-450用です。
今となっては信じられないかもしれないのですが、 4800bpsより少し遅い程度のテキスト表示速度の端末で、プログラミングします。 スクリーンエディットが不可能なラインエディタで、BASICのような行番号方式です。 これでも、パンチカードの時代と比較すると天国だったはずです。
途中で、PC-9801が端末として使えるようになり、 電算室の方が作成した、上手くスクリーンエディット機能を追加した端末プログラム も登場しました。
詫間電波のメインフレームは、確か九州大学のお下がり品で、少し古いのですが、 この時代のプログラム演習って、こんなものだと思います。
メインフレームでは端末の制限で、小文字が使えなかったのですが、CP/Mのは小文字を使っています。 あの端末では、大括弧{}がないから、コメントが(* *)でした… 大括弧が使えるNEC PC-9801の端末プログラムでも、 今度はコンパイラが対応していないので使えない…
Pascal to Cとか、GCCで動作すると思うので、また、久しぶりに遊んでみたいなぁ。
ちゃんとしたPascalなので、SHARP MZ-2000/2200のInterpreter Pascalとかq-Pascalは絶望的です。 Digital ResearchのCP/M用もダメだと思います。 8ビットPC用のPascalって、ロクなのがない。
i8086用のMS-DOS版のMS-PASCALは、ほんの少しの変更で動くと思います。


2. 動作環境 (Require Environment)

本プログラムは、一般のPASCALコンパイラ・システム上で動作します。


3. ライセンス (License)

昔作った、しょうもないPascal言語のゲームのため、パブリックドメインです。 但し、使用方法に制限はありませんが、無保証、無責任です。


4. ダウンロード (Download)

lilascpm.d88.gz ... Japanese Text Adventure Game "LILAS" on Turbo PASCAL (09/13/2013)
(MZ/X1 320KB 256bytes/16sectors CP/M format, only bootable with TF-CP/M for SHARP MZ-2000/2200)

5. その他 (etc.)

高専1〜2年のプログラミング演習は、ゲーム作りになった!!
そんなしょうもない話を載せる予定。

5年工学実験のBASIC演習も、ゲーム作りになったがね…
アーケードシューティング"TATSUJIN"(達人)のもどき、"職人 見習い編"を覚えているかね?
PC-9801 N88-BASIC(MS-DOS版でない)なので、見習いにまで落ちた… 条件の良い、PC-9801UX(i80286 8MHz)がないと遊べないが、 学校のパソコン演習室には1台しかなく、他はUV2(V30(8086) 10MHz)だった。
私には、SHARPのみではなく、N88-BASICのプログラミング経験もあるのだよ。

ところで、8bit through文字対応パッチ、どこから入手したん?
自分で適当に改造したに決まっています。 当時は、こんなもんです。 カナ対応にするために、逆アセンブルして調べるのが当たり前でした。


以上